兵庫県立はりま姫路総合医療センター｜お客様の声

兵庫県立はりま姫路総合医療センター

兵庫県立はりま姫路総合医療センターの紹介

兵庫県姫路市にある兵庫県立はりま姫路総合医療センターは、2022年5月に兵庫県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院を統合再編した県立病院です。

『はり姫（はりひめ）』の愛称で地域に親しまれ、播磨姫路圏域において高度専門・急性期医療を提供する中核的な総合病院としての役割を担っています。

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今回インタビューにご協力いただきました兵庫県立はりま姫路総合医療センター経営企画課の南さん、インタビューを担当したミラホスのメンバーをご紹介します。

インタビューにご協力いただいた方

南さん

経営企画課南さん

はり姫開院半年前から現在に至るまで広報を担当。
院内外でのコミュニケーションを大切にし、｢周囲と良好な関係性を築くことのできる広報活動｣を心がけ、日々、仕事をしている。

インタビューを実施したメンバー

伊藤さん

カスタマーリレーションチーム伊藤

mirahos（ミラホス）カスタマーリレーションチームに所属。
写真撮影に同行し、医療従事者の視点から病院の魅力を引き出します。
お問い合わせ窓口やミラホスのお知らせ記事を担当。
少しずつ暖かくなってきたので、神社巡りを再開しようと計画中です！
御朱印帳がいっぱいになるくらい、あちこちの神社を巡りたいです。

門馬さん

カスタマーリレーションチーム門馬

mirahos（ミラホス）カスタマーリレーションチームに所属。
看護師の臨床経験を基にリタワークスへ入社。
医療業界を「現場」ではなく、別の角度から良くしたいと思い、WEB業界へ。月に1度のメルマガ発信、日々お客様から寄せられる更新対応やアナリティクスの解析・分析を中心に対応。
まだまだ寒さが残る季節なので、睡眠時間・栄養を確保しながら過ごしています。
今年は、神戸・京都など関西を中心にいろんな場所の桜を見に行こうと計画中です！

ホームページリニューアル前の課題

門馬

まずは、ホームページリニューアルの背景や、リニューアル前の課題を教えてください。
南さん

はり姫開院にあたり、院長から｢新病院では周囲と上手にコミュニケーションを取るため、広報に力を入れていくぞ！｣という号令がかかり、兵庫県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院からメンバーを集め、広報チームが立ち上がりました。
私が広報チームに加入した時期には、先行して採用ホームページが公開されていましたので、主に先行告知サイト、病院ホームページの部分から関わりました。

ホームページの立ち上げにあたっては、
①はり姫の4つのミッション「高度専門・急性期医療」「救急医療」「人材育成」「臨床研究」をしっかり地域全体へ伝えること
②2病院が統合再編されるということで、患者さんが不便・不安なくこれからも利用できるように、はり姫の受診方法などの正しい情報を届けること
この2点を大きな目標としていました。

ミラホスを選んだ決め手

伊藤

ホームページリニューアルにあたり、制作会社の選定や情報収集にも迷われることが多いかと思います。
プロポーザル（公募）を開催されていましたが、ミラホスを選んでいただいた経緯や決め手を教えてください。
南さん

私が広報チームに加入した時は、既にプロポーザルは終了し、リタワークスさんに決まっていましたのでプロポーザルの詳細までは分かりませんが、ミラホスが日本全国のはり姫と同じくらいの規模の病院ホームページ制作の実績が多数あること、ホームページで患者さんへのPR、人材採用などで成果を出している実績があることが期待されたと聞いています。

制作中に感じたミラホスの魅力・良さについて

門馬

ミラホスにホームページ制作を依頼してよかったなと思う点を教えてください。
南さん

私自身は病院で勤務して約15年になりますが、実は病院で働く以前はホームページ制作会社で勤務していたんです。
その当時はホームページの更新ソフトは「Dreamweaver」か「CONTRIBUTE」を使っていましたが、ミラホスは病院ホームページの更新に特化したCMSということで、htmlやソフトの知識がなくても、画面上に必要事項を入力すれば病院ホームページとして必要な情報を更新していけるので、非常に使いやすいと感じています。

また、私のように多少知識がある場合でも、htmlやCSSなどもある程度編集できる点も嬉しいですね。
伊藤

病院に特化している部分ですと、特に診療科ページや医師管理のページでしょうか？
南さん

そうですね。医師の資格や診療科の情報などは、ある程度定型化された情報なので、管理画面に入力していくだけで更新できるところが便利だと思います。

ホームページ制作会社で勤務していた時には、私自身もよく病院ホームページを担当していましたが、その当時に「こういう機能があったらいいのにな」と思っていた機能がミラホスではほぼ網羅されていますね。
豊富な制作実績から、病院ホームページにとって必要な要素が何なのかをよく理解して設計されているなと感じます。
門馬

南さんのご経験からミラホスのポイントを語っていただけると、私たちもとても嬉しいです。

制作中に大変だったこと

門馬

制作中に大変だったことを教えてください。
南さん

1番大変だったのは情報収集ですね。
はり姫の場合は、旧2病院の閉院に向けた仕事と、新病院の立ち上げを同時並行して行っている最中にホームページ制作を進めていましたので、すでに体制が整っている病院と比較すると、診療科や各部門から情報を集めたり、各担当者へ連絡・調整する部分でも苦労しました。

開院前の病院ですので、ホームページに掲載する情報がまだ各部門で調整中の部分も多く、公開できない部分もあり、建物や機器の整備スケジュールの都合上、写真を撮影する場所・タイミングが難しいなど、様々な課題に直面しながらの制作でした。

ですので、はり姫の開院・ホームページ公開後に少しずつ情報を追加したりと肉付けしていきながら、現在はだいぶ情報が充実したホームページになってきていると思っています。
門馬

ホームページ制作当時、南さんを含めて何名くらいの方でホームページの担当をしていましたか？
南さん

広報チームの主要メンバーは私を含め4名でしたが、私がメインでホームページを担当し、他のメンバーにもサポートしてもらいながら進めました。
両病院の情報を取りまとめつつ、ホームページの他にも広報紙や取材対応、開院に向けた準備物など、沢山の仕事を抱えながらでしたので、なかなか大変でした笑
門馬

限られたメンバーで両病院の情報を集めつつ院内の調整やミラホスとのやり取り、広報誌の担当もされていたのは大変ですね。
そんな中で、院内の調整や取りまとめていく部分で工夫したことがあれば教えてください。
南さん

私自身は元々製鉄記念広畑病院に勤務していましたので、姫路循環器病センターの担当者や医師とは面識がない中で様々なコミニュケーションをとっていくことが求められていました。

そこで、はり姫開院の数ヶ月前からは広報準備のために姫路循環器病センターに毎日出勤することとなり、会える人にはとにかく直接会うようにしてコミュニケーションを取り、会うのが難しい人にはメールで丁寧にご挨拶するなどしていました。
何か依頼する際にはできるだけ丁寧に説明するように意識しましたし、広報の想いがきちんと伝わるように、誠実な対応を心がけました。

両病院の先生方や各部門関係者の皆さんも開院準備と閉院作業で本当に大変な中でしたが、いつも快く協力してもらえたので助かりました。
伊藤

制作中のミラホスの印象なども、もしよろしければ教えてください。
南さん

基本的にはメールベースでやり取りしていて、制作中の段取りや期限設定などしていただいていましたが、先ほどお話したようにまだ開院していない病院でしたので、原稿の提出や必要な情報、写真撮影等も予定通りにはいかず、担当ディレクターの山本さんも一緒に苦労されていたと思います。

現在のホームページについて、院内外からの反響

門馬

現在のホームページについて、院内外からご意見をいただいていること、反響があれば教えてください。
南さん

はり姫のミッションの打ち出し方や情報の整理など、うまく表現していただいたなと思っています。
スマートフォンでの表示も含めて、最近のWeb閲覧のトレンドに合うように最適化していただいたなと思っています。

掲載している情報については、患者さんや職員から色々なリクエストをいただくこともありますので、リタワークスさんのサポートご担当の力もお借りしながら対応しています。
開院してから100、300、500、800、1000日目の節目で、はり姫の｢いま｣や｢最もお伝えしたいメッセージ｣を院内外へ発信するために『◯日目の「はり姫」』という企画も実施してきたのですが、「見たよ」というお声をいただくこともあります。
伊藤

採用ホームページに関しても、反響があれば教えてください。
南さん

採用ホームページに関しては、担当セールスの岩下さんもおっしゃっていましたが、他院の看護部の方から「いいホームページですね」「参考にしています」とお褒めいただくこともあるとお聞きしています。沢山の医学生さんや看護学生さんがホームページから病院見学に申し込みをしていただいていて、毎年沢山の新入職員の方が入職されていますので、ホームページも採用活動の助けになっているのかなと感じています。

あと、職員専用ページについても、｢はり姫のスタッフ専用Webページ｣を略して｢はりスタWeb｣と名付けて、院内の行事レポートや職員の方のインタビュー、研修の動画や重要なお知らせをはじめ、職員の方向けに色々な情報を発信しています。

開院当初は認知度も低かったのですが、最近では多くの職員の方に見ていただいているようで、｢はりスタWebにこんなこと載せたいんだけど｣と色々な職員の方から相談を受けることも多くなりました。

サポートチームの印象

伊藤

サポートチームの印象や対応はいかがでしょうか？
南さん

いつも的確に素早く対応していただいて助かっています。
しばらく更新依頼をしていなかった後にある程度ボリュームのある更新を依頼しても、保守内の内容であればスムーズに対応していただいています。
門馬

今後、ミラホスやサポートチームへ期待することがあれば教えてください。
南さん

サポートチームは依頼したことに対して対応していただけるのですが、プロの視点で気がついて提案してほしいな、という＋αのアドバイスがほしいなと思っていました。
この度カスタマーリレーションチームが立ち上がったということで、先日アクセス解析と改善の提案をしていただいて、今後に非常に期待しています。
門馬

カスタマーリレーションチームでは、半年に1回、1年に1回など定期的にお声かけさせていただく予定ですが、それ以外でもご相談事項があればいつでもお気軽にご連絡ください。

CMSの機能について、期待することや「こんな機能があったらいいのに」と思う部分はありますか？
南さん

これまで既存ページの公開予約設定はできませんでしたが、アップデートでできるようになったことが嬉しいですね。
加えて、公開前のページには「公開前」のアイコンが出るようになったことはいいなと思っています。

他にあるとしたら.....贅沢を言ってもいいですか？笑
門馬

もちろんです！笑
ぜひ教えてください！
南さん

フォトギャラリーやポップアップのようなことをしたいな、と思った時に自由に付けられるようになると何も言うことないな、と思っています。

例えば、患者さんや職員へ緊急でお知らせしたい重要なことがある場合や、写真を色々と掲載したい場合など、モジュールのテンプレートのようなものがいくつか用意されていて、使いたい時に病院の担当者でも対応できるようになったら嬉しいです。

今後の兵庫県立はりま姫路総合医療センターの挑戦

門馬

今後取り組みたいと考えていることなどがあれば教えてください。
南さん

はり姫が開院して4年目になりますので、病院ホームページ、採用ホームページ共に、閲覧しやすさを改善していくとともに、ホームページをご覧になる方々や各部署からの意見をもっと活かしていけるように、今一度全体を見直したいと思っています。

職員専用ページに関しても、開院当初と比べてだいぶ職員の皆さんに認知してきてはもらっているものの、情報の見やすさやコンテンツの充実など、まだまだ伸びしろがあると思っているので、今後改善していきたいです。
伊藤

動画の企画も進行中と伺いましたが、いかがですか？
南さん

今や沢山の病院がYouTubeチャンネルを運営されていますが、はり姫も4月からYouTubeチャンネルを開設しました。
患者さん、求職者の方、医療関係者の方など、さまざまな方に向けて、見て役立つ動画をアップしていきたいと思っています！

はり姫チャンネル

病院・看護部の広報、ホームページ担当者の方へひとこと

伊藤

ホームページ担当者の方、これから担当者になる方に向けて応援メッセージをお願いします。
南さん

ホームページは情報を載せてナンボなので、日頃からの情報収集と、医師・看護師など現場スタッフの皆さんとのコミュニケーションと、｢それを見て、誰に、何を感じてもらい、どんなアクションを起こしてもらいたいのか｣を想像しながら作っていくことが1番重要だと考えています。
日頃の良いコミュニケーションと、｢画面の向こうにいる人の事を考えること｣が、良いコンテンツに繋がると思います！