看護部ホームページの必要性
ここ数年増えている看護部サイト
近年、病院サイトとは別に看護部専門サイトを立ち上げる病院様が増えています。
病院サイトとは違い、明るいイメージを与えるサイトが多く、楽しそうに働いている看護師の皆様が写っています。とはいえ、全ての病院様が看護部サイトを持っているわけではなく、また、上手く活用できていない病院様もいらっしゃいます。
そこで本記事では、看護部サイトの必要性について、活用方法について、記載していきます。
看護部サイトのメリット
看護部サイトを活用する一番の目的は何でしょうか?
多くの病院様の目的としては、看護師の採用活動でしょう。現在看護師不足が問題となり、人材獲得が難しくなっている中で、看護師サイトからのアプローチは非常に効果的です。
その理由として、
・採用コストが格段に安い
サイト構築には、初期費用が必要となります。ただ、インターネットはいつでもだれでも見ることができる広報担当となり、採用人数に比例して費用は発生しないので、長期的な視点でいくと採用コストが格段に安くなります。
また、ホームページサイトでは、流入数(サイト訪問者)さえ獲得できれば、ある一定数が応募やお問い合わせなどのアクションがある(cf.1000人なら10人に応募)と言われています。
つまり、看護部サイトの活用では、採用活動として流入数を増やすための施策を行い、数値として把握することができますが、採用媒体経由だと課金して待つのみなので、結果に対する行動がわかりにくいという問題が起きてしまいます。
さらに、急募に対しても、GoogleやIndeedなどの有料広告(クリック単価でいつでも中止できる)などを活用することにより、対応することも出来ます。
・直接採用は離職率が低い
一般的に、人材紹介採用より、サイトからの直接採用の方が、離職率が低いと言われています。一度貴院の採用についても確認してみてはいかがですか?
これは、人材紹介から「良い病院がある」と紹介されて入職する新人より、看護部サイトから主体的に行動を起こす新人の方が、辞めにくいということでしょう。主体的に行動できる新人の方が気に入られ、職場に馴染みやすいということです。
大きくはこれら二つが、看護部サイトから直接採用するメリットです。
看護部サイトを価値あるものにしていくために
上記で二つのメリットを挙げましたが、もちろんデメリットもあります。
それは、完全なアウトソーシング(他社丸投げ)ではないので、労働コストがかかるということです。
例えば、サイト制作段階でのコンテンツの作成や、お知らせ情報などの定期的な更新です。
こうした内容を徹底的に実施しないと、流入数や応募が全く発生しないという結果にも繋がります。
では、どんなコンテンツが人気なのか?何を定期的に発信していけばいいでしょうか?
まず、ターゲットの看護師求職者が必要としている情報を考えてみます。
結論から言うと、看護師業界では、職場の雰囲気が最も重要です。
看護師が辞める理由の大半が、職場の人間関係なのです。
ちなみに、弊社が担当している看護部サイトでも「先輩からの声」を記載しているページ流入数が多いという結果でした。
このことからわかるように、ホームページのコンテンツで必要なのは、職場の雰囲気を感じることができる内容なのです。職場の写真や先輩紹介を入れることも効果的ではないでしょうか?
さらに、定期的なお知らせ更新に関しても、看護部で行ったイベントや患者様とのふれ合いなどを発信していくことが、求職者の不安を緩和できるのではないでしょうか。こうした定期的な更新が、GoogleやIndeedなどの露出を増やす要因にもなあります。
募集したターゲットを意識し、適切な情報を提供することで、看護部サイトを有効活用していきましょう。宝の持ち腐れにならないように、現在のネット時代にあった採用活動をしていきましょう。