病院のスタッフ募集にも使えるGoogle しごと検索のご紹介

先日公開した、「Googleに求人検索機能登場!「Googleしごと検索」について【人事担当必見】」では、「Googleしごと検索」の概要とメリット・デメリットについてお伝えしました。
後編では、「Googleしごと検索」の掲載方法や検索に表示されやすいキーワードについてご紹介します。
掲載方法
Googleの検索結果に自院の採用情報を表示させるには、今ある採用情報の掲載ページを少し編集する必要があります。
Googleは検索サイトを日々改善するために、ロボットにインターネットを徘徊させています。そして、そのロボットに「この情報が採用情報ですよ」と教えてあげる作業こそ、「Googleしごと検索」の実装方法です。
会社情報:リタワークス株式会社
例えば、上記のような書き方で会社情報を掲載していると、他の文字データと変わりがなく、Googleのロボットは採用情報だとは認識できません。
"hiringOrganization" : {
"@type" : "Organization",
"name" : "リタワークス株式会社",
}
そこで、「この文字データは採用情報の中の会社情報だよ」とロボットに伝わるように書き換えてあげると、Googleしごと検索に掲載されるようになります。これを構造化データマークアップといいます。
実際に、弊社の求人情報がGoogleの検索結果に掲載されるよう、弊社が採用情報ページに書いているソースコードの例が以下なので、参考にしてみてください。

そして採用ページのメタ情報(部分)に作成したソースコードに追加をすれば「Googleしごと検索」に掲載ができます。
以上が「Googleしごと検索」の掲載の流れです。
構造化データ作成サイトの紹介
ソースコードって何??自分では書けない!という方は、以下のサイトで紹介されている無料のツールを用いると、採用情報ページにコピー・アンド・ペーストするだけで、「Googleしごと検索」を掲載することができるので、ぜひご覧ください。
Googleしごと検索の構造化データをコピペで実装できるツールを作ってみました(WEB企画LABO)
https://webkikaku.co.jp/blog/recruit/google-job-posting-tool/
検索結果に表示されやすいキーワード
「Googleしごと検索」に掲載する作業をするときに意識したいのが検索キーワードです。「Googleしごと検索」はどのキーワードを検索したときにも表示されるというわけではありません。例えば、「勤務地+職種」「職種+雇用形態」などを検索したときには、「Googleしごと検索」に掲載している求人情報が検索結果に出てきます。
「大阪 アルバイト」「看護師 大阪」で検索をすると「Googleしごと検索」に掲載している求人情報が表示されるといった具合です。
しかし、どのキーワードで検索したときに求人情報が表示されるか確実なものは公表されていません。ですので、「Googleしごと検索」に掲載する作業をするときには、設定したいキーワードで実際に検索をしてみて、検索結果に求人情報が表示されるかどうか確認してから作業を進めてください。
主に医療関係の求人情報は以下のキーワードで表示されます。(2019年7月1日現在)
・医者 ×アルバイト
・医療事務×正社員
・ナース×大阪
・看護師×スタッフ
・医師×求人
・病院×求人
・看護師×午前中
・看護師×デイケア
まとめ
ここまで見ていただきありがとうございました。
後編は、「Googleしごと検索」の実装方法や検索に表示されやすいキーワードについてお伝えしました。
実装方法を覚えてしまえば追加したい情報など自分で編集することができますのぜひこの機会に実装してみてはいかがでしょうか?
それでは、次回のコラムで!