看護師スタッフが教える!見やすい・わかりやすい 病院ホームページの3つのポイント
こんにちは、今月よりwebiderの事業に関わることになりました門馬です。
私は看護専門学校卒業した後、大学に編入し、急性期病院の循環器・糖尿病・眼科・耳鼻科の病棟看護師として2年間勤務していました。看護師経験としては短いですが、これまでの自分自身の経験を活かして医療業界で働きたいと考え、転職活動を進めていく中で医療業界に向けたホームページ制作・地域医療連携システムを提供しているリタワークスについて知り、入社を決めました。webiderは、病院だけでなく看護学校や看護部のホームページ制作も行っているため、私自身のこれまでの様々な経験を活かし、よりお客様の目線に近い立場でホームページ制作のサポートをさせていただきたいと思っています!
看護部のホームページについて
看護師が病院に就職を考える際、どれだけ実際の雰囲気を感じられる情報が集められるかが重要となります。
私自身も病院の就職試験を受ける前には、最終学年になる前の春休みに合同説明会に参加し、そこに集まっている様々な病院について情報を集めていました。そこで気になった病院や働きたいと思う診療科がある病院については、病院見学会やインターンシップに参加して、病院の雰囲気を見たり実際に働いている看護師の方に話を聞いてどんな働き方をしているのか、休みの日にはどんなことをしているのか等、そこの病院で働くイメージを持つことができるか考えながら参加していました。
私の病院選びのポイントとしては、「実家から通うことができるか」「しっかりと新人教育をしてもらえる環境があるか」「人間関係が良いところ」と考えていました。その他にも、実際に働いている先輩や友達の話を聞いたり、自分が働きたいと思える職場かどうか判断できるようになるべくたくさんの情報を集めて、自分に一番合うと感じた病院の採用試験を受けることを決めました。
新卒でも転職でも、看護師の採用試験を受けると内定につながる確率は高いからこそ、採用試験を受ける前に働く場所についてしっかりと知り、自分にあった働き方・環境がある病院を選んでいくこと必要となります。
また、現在コロナウイルスの影響にて多くの病院の見学会やインターンシップが通常通り実施できない状況にあります。
そのため、多くの学生や看護師の求職者にとって情報を集めたくても、例年通りに集められない状況があります。
コロナウイルスの状況下でも、誰もがネット環境があれば気軽にどこでも見ることができるホームページは、そんな求職中の学生や看護師の方にとって試験を受けるかどうかを判断するための情報収集を行うツールとして重要性は高くなっています!!!
webiderでは、これまで11年で全国の病院219件以上のホームページ制作を行ってきました。
弊社の制作したホームページにもオススメしたいサイトは数多くあるのですが、今回は敢えて弊社制作のものとは関係なく、私が全国の様々な病院のホームページを実際に見て、求職者の目線により近い立場から「見やすい・わかりやすい」と感じた看護部のホームページを3件紹介させていただきます!
1. 淀川キリスト教病院
- 淀川キリスト教病院 看護部ホームページはコチラから
ポイント
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●認定/専門看護師・先輩看護師・新人看護師など多くの看護師の話や写真が多掲載されており、
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身近に感じやすい。
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●病院を選んだ理由・やりがい・めざす将来像などがイメージしやすい写真とともに掲載されており、読みたくなる見せ方だった。
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●インターンシップ・病院見学・採用試験・資料請求のバナーが常に画面の右上に固定されており、ホームページを読んでいるうちに気になった場合にはすぐに次のステップに移行しやすい。
2.総合病院国保旭中央病院
- 総合病院国保旭中央病院 看護部ホームページはコチラから
ポイント
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●ピンク色が背景やアイコン、文字に使用されており、かわいいイメージから親しみやすさがある。
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●サイトの上部にアイコンが配置されており、すぐに知りたい情報のページにいける。
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●新人看護師のスケジュールが2〜3ヶ月ごとに記載されており、学んでいく内容など働いてからのイメージが持ちやすい内容となっている。
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●毎月看護部ブログの更新がされている。
月に2回以上更新されていること・ブログ内にも写真が多く使用されていること、実際の雰囲気を感じやすい内容となっている。求職者として、今ぐらいの時期にどんな教育・研修が行われているのかということをイメージしやすくなる。
3.兵庫医科大学病院
ポイント
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●看護部のプログラムとしても使われている「sweet」「マカロン」が様々なページで写真となって使用されていたり、丸いアイコンが多く使われており、楽しい感じや優しい感じが受け取れる。
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●文章量が多すぎず、見やすく整理されており、読み進めやすい。
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●トップページ上部・下部に項目が整理されており、見たいと思った情報をすぐに探しにいきやすい構成となっている。
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●教育体制の後に、先輩の声が掲載されており、教育体制について理解した上で内容を理解しやすい。読み進めていく楽しさがある。
「見やすい・わかりやすい」ホームページのポイント
この3つの病院のホームページから、「見やすい・わかりやすい」ホームページについては大きくわけて3点のポイントがあることがわかりました。
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①第一印象
・ページを開いた時の色やスタイルなど全体的な雰囲気が統一されているか
・見ているユーザーの興味を引けるような見た目があるかどうか
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②機能性(知りたい情報がすぐに得られるか、使いやすさ)
・「病院概要」「教育制度」「採用情報」「職場環境」「資料請求」など必要な情報を知るためのページにすぐに移動できるようにバナーやリンクが配置されているかどうか
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③内容
・教育制度・職場の声などの数・詳細に記載されているか
・スタッフの写真や院内の様子の写真か多数掲載されているかどうか
→働くイメージ・どんな人が働いているか、病院の雰囲気が感じやすい。
・最新のお知らせやブログが頻回に更新されているかどうか。
→病院での働き方・教育体制についてなど、内容がより身近に感じられる。
まとめ
看護部ホームページの「見やすい・わかりやすい」ポイントについて、ホームページづくりの参考になるものはありましたか?
看護部のホームページを利用する求職中の学生・看護師の方にとって、「見やすい・わかりやすい」ホームページであることが求められます。
どのようにしたら看護部のホームページをもっと見やすくすることができるか、わかりやすいホームページになるか、もっと具体的なアドバイスが欲しいというお求めの担当者の方、是非お気軽にご相談ください。