医療コラム・ブログの更新方法!vol.1
こんにちは、ミラホスカスタマーリレーションチームです!
病院ホームページは、その信頼性の高いドメインから、Googleなどの検索エンジンに良質な情報源として認識されやすく、検索上位表示につながる大きな可能性を秘めています。
積極的に情報発信を行うことは、病院の認知度向上はもちろん、患者さんや地域の方々との信頼関係を築く上で非常に重要です。
しかし、いざホームページで情報発信を始めようとすると、以下のような疑問や悩みが生じることはありませんか?
- 「どんな情報が本当に求められているんだろう?」
- 「記事のボリュームは、どれくらいが適切なんだろう?」
- 「多くの人に見てもらえる、魅力的なタイトルってどう作ればいいの?」
- 「せっかく書いた記事を、きちんと読んでもらうには?」
もし一つでも心当たりのある方は、ぜひ今回のコラムをご覧ください。
このコラムでは、患者さんや地域の方々にとって大切なお知らせ、専門知識を分かりやすく伝える医療コラム、そして共感を呼ぶブログといったコンテンツを通じて、効果的に情報発信を行うためのポイントを分かりやすく解説いたします。
【知っておこう!】コラム・ブログ・お知らせの違いとは?
ブログ・コラム・お知らせは、それぞれ異なる目的と形式を持つ情報発信の手段です。
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ブログ
病院スタッフの日常や専門知識の紹介、病気や健康に関する情報提供。親しみやすく、患者さんとのコミュニケーションを目的とすることが多いです。 -
コラム
特定の病気や治療法、健康問題について、専門的な視点から解説・意見を発信する。患者さんや地域住民への啓発、病院の専門性のアピールを目的とします。 -
お知らせ
休診情報、診療時間の変更、予防接種の案内、新設備の導入など、患者さんや地域住民に必要な情報を迅速かつ正確に伝えることを目的とします。
「誰が」「何を」「何のために」 発信するかで考えると分かりやすいです。
【読者の心に響く】テーマの選定術!
「何を伝えたいか」を明確にすることから始めましょう。
重要なのは、誰に届けたい情報なのか? 患者さんでしょうか?それとも医療関係者の方々でしょうか?ターゲットとする読者像を具体的に描くことで、本当に必要とされているテーマが見えてきます。
読者のニーズに応え、貴院の専門性や強みを最大限に活かせるテーマを選び抜くことが、共感を呼び、行動を促す情報発信の第一歩です。
以下の視点から、魅力的なテーマのアイデアを広げていきましょう。

- 患者さんの疑問や悩み
・診察室でよく聞かれる質問
・患者さんから寄せられた相談
・インターネット上の健康相談フォーラムなどで見かける疑問
- 季節や時期に合わせたテーマ
・インフルエンザや花粉症など、季節性の疾患
・健康診断や予防接種の推奨時期
・年末年始の過ごし方と健康
- 病院の専門分野・得意な治療法
・特定の疾患に関する詳しい解説
・最新の治療法や取り組みの紹介
・専門医によるアドバイス - 健康増進・予防に関する情報
・生活習慣病の予防
・食事や運動に関するアドバイス
・メンタルヘルスに関する情報

- 病院の紹介・取り組み
・新しい医療機器や施設の紹介
・医師やスタッフの紹介
・地域医療への貢献活動 -
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- 採用情報
・研修内容や様子
・オープンキャンパス情報
- 採用情報
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抽象的なテーマではなく、具体的な悩みや疑問に焦点を当て、読者が本当に求めている情報かを考えると記事を最後まで飽きずに読んでもらえます!
【最適な情報量は?】記事のボリューム
記事のボリュームは、テーマの深さや読者のニーズによって調整します。ある程度の情報量があった方が、検索エンジンからの評価が高まる傾向があります。ただし、無理に長くする必要はありません。長文になる場合は、適切な見出しや段落分け、写真や図で読みやすくする工夫が必要です。
- お知らせ向け(200~800文字程度)
・疑問に答えるQ&A形式- ・最新ニュースや簡単な情報共有
- ・最新ニュースや簡単な情報共有
- ブログ/コラム向け(400~1000文字程度)
- ・インフルエンザなどの特定の症状や病気の専門的な解説
- ・病院で行った取り組み
- ブログ/コラム向け(1,000~3,000文字程度)
・特定の疾患や治療法に関する詳しい解説- ・複数の予防法や対策の紹介
- ・体験談や事例紹介
【3つのポイント!】本文の執筆
病院ホームページの記事本文は、患者さんや地域の方々との信頼を築くための大切なツールです。以下の3つのコツを押さえることで、専門的な情報も分かりやすく届けられます。
- 冒頭で「〇〇病院からのお知らせ」「〇〇について解説します」と明確に伝える
記事の出所と内容を最初に示すことで、信頼性が高まり、読者は安心して読み進められます。検索エンジン対策(seo対策)としても、病院名を冒頭に入れることで検索されやすくなります。 - 構成案(見出し)に沿って、理由や詳細を具体的に説明する
作成した見出しに沿って、専門用語は避け、具体的な事例や数値を交えて説明しましょう。必要に応じて図表や画像を挿入すると、内容がより視覚的に伝わりやすくなります。 - 適度な改行と短い段落で読みやすくする
長い文章は敬遠されがちです。改行を適切に入れ、内容ごとに段落を分けることで、スマートフォンなど小さな画面でも読みやすい工夫をしましょう。重要な情報は太字で強調するのも効果的です。
3つのポイントを意識することで、患者さんに理解されやすく、信頼感につながる記事本文を作成できます。ぜひ、日々の情報発信にご活用ください。
当院、当科と記載している箇所を病院名、○○科にした方が情報源の信頼性を向上します。検索エンジン対策(seo対策)として、検索される可能性も上がりますよ!
【内容を分かりやすく伝える】見出しの重要性と効果
見出しは、記事の内容を構造化し、読者の理解を助ける重要な要素で、検索エンジン対策(seo対策)としても重要です。具体的に何が書かれているのか、疑問形や問いかけにしたり、一目でわかるような表現をすると読者の興味を引き付けます。
見出しで骨組みを作る
- 大見出し (h2タグ): 記事の主要なトピックを示す。
- 中見出し (h3タグ): 大見出しの下位にある、より具体的なトピックを示す。
- 小見出し (h4タグ以降): 中見出しをさらに細分化する。
見出しの例
【見出し2(H2)】
【CMSで見る見出し3(H3)と見出し4(H4)】
数字や箇条書きを活用すると情報が整理されて視覚的にわかりやすくなりますよ。
次に進む前にウェブページの顔となるタイトル・ディスクリプション・キーワードについて確認しましょう!
この3つはウェブサイトを多くの人に見てもらうための検索エンジン対策(seo対策)において、非常に重要な要素となります。
検索エンジン対策(seo対策)とは、狙ったキーワードの検索結果でより上位表示されるように行う取り組みのことです。
【Google検索上でのタイトル・ディスクリプション・キーワードの表記】
【CMS上でのタイトル・ディスクリプション・キーワードの表記】
【クリック率を高める】タイトルのつけ方
タイトルは、記事の第一印象を決定づける最も重要な要素の一つです。クリック率に大きく影響し、検索エンジン対策(seo対策)でも非常に重要です。
- タイトル名の文字数
現在のGoogle検索結果で途切れずに表示される目安は全角で30文字程度です。モバイル検索ではより短い文字数で表示されるため、重要なキーワードはタイトルの前半に含めることで、省略された場合でも内容が伝わりやすくなります。 - キーワードを冒頭に入れる
読者が検索する可能性の高いキーワードをタイトルの前半に含めることで、検索結果で上位表示されやすくなります。 - 具体的にする
記事の内容が具体的に伝わるように、キーワードだけでなく、どのような情報が得られるのかを示す言葉を入れる。 - 数字や記号を活用する
数字(例: 3つのポイント、〇〇な人のための)や記号(例: ?、!、【重要】)は、目を引きやすくクリック率を高める効果があります。 - 読者の感情に訴えかける
悩みや不安に寄り添う言葉や、興味や好奇心を刺激する言葉を選ぶ。
【タイトル例】
- 【医師監修】インフルエンザの初期症状とは?家庭でできる対処法と受診の目安
- 健康診断で「要精密検査」と言われたら?放置せずにすべきこと【消化器内科医が解説】
- 【横浜の〇〇病院】膝の痛みの原因と最新治療法|専門医がわかりやすく解説
- もう悩まない!高血圧を下げるための食事レシピ3選【管理栄養士監修】
医師監修の場合「〇〇科 〇〇医師」と具体的に加えることで、情報の信頼性、専門性、権威性が飛躍的に向上し、読者に安心感を与え、検索エンジン対策(seo対策)も期待できます。医療情報を発信する上で、非常に重要な要素になります!
【集客力UPの鍵】検索エンジン対策!(seo対策!)キーワードとは?
検索エンジン対策(seo対策)におけるキーワードとは、ユーザーがインターネット検索エンジン(主にGoogleやYahoo!など)を使って情報を探す際に入力する単語やフレーズのことです。
ウェブサイトやコンテンツを、ターゲットとするユーザーが検索する可能性の高いキーワードで上位表示させることを目指します。
- キーワードリサーチ
Googleキーワードプランナー
Googleが提供する無料ツールで、検索ボリュームや関連キーワードを調べることができます。- ラッコキーワード
関連キーワードや共起語を効率的に収集できるツールです。 - Googleサーチコンソール
自身のウェブサイトにどのようなキーワードでアクセスがあるかを確認できます。
- ラッコキーワード
- ロングテールキーワードを意識する
複合的なキーワード(例: 「インフルエンザ 症状 大人 熱」、「膝の痛み 横浜 おすすめ 病院」)は、検索意図が明確なユーザーに届きやすいです。 - キーワードの配置
- タイトル: 最も重要な場所に含める。
- 見出し (hタグ): 自然な形で含める。
- 本文: 記事全体に自然な形で散りばめる(キーワードの詰め込みすぎは逆効果)。
- ディスクリプション: 記事の内容を簡潔に説明する際に含める。
- alt属性 (画像): 画像の内容を表すテキストに含める。
検索エンジン対策(seo対策)は、記事をより多くの読者に届け、病院のウェブサイトへのアクセスを増やすために不可欠です。
【記事の概要を的確に伝える】ディスクリプションとは?
ディスクリプションは、Googleなどの検索で出た、タイトルの下に表示される短い説明文です。キーワードを組み合わせながら、読者が読みたい説明文にすることでクリック率に繋がります。
- ディスクリプションの文字数は?
現在のパソコンとモバイルでのGoogle検索結果で途切れずに表示される目安は全角で75文字程度です。モバイル検索では短い文字数で表示されるため、重要なキーワードはタイトルの前半に含めることで、省略された場合でも内容が伝わりやすくなります。
限られた文字数で、読者が記事を読むことで何が得られるのかを具体的に伝えましょう。 - 重要なキーワードを含める
検索キーワードと一致することで、太字で表示されやすくなり、読者の目に留まりやすくなります。 - 独自性や専門性をアピールする
「医師監修」「専門医が解説」「〇〇病院ならではの情報」など、他のサイトとの違いを明確にする。
【ディスクリプションの例】
- 【医師監修】〇〇病院の〇〇内科が、インフルエンザの初期症状から家庭での対処法、受診の目安までを詳しく解説します。熱、咳、喉の痛み…もしかしてインフルエンザ?
- 「健康診断で要精密検査と言われたけど、どうすれば…?」消化器内科専門医が、その後の流れと注意点をわかりやすく解説します。放置せずに、まずはこの記事をチェック!
- 横浜で膝の痛みにお悩みの方へ。〇〇病院の専門医が、原因から最新の治療法、リハビリまでを徹底解説します。諦めずに、まずはご相談ください。
まとめ
さて、今回のコラムでは、病院ホームページにおける効果的な情報発信のポイントを詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
本記事が、皆様が日々のコラムやブログ記事を作成する際の一助となれば幸いです。
患者さんや地域の方々にとって本当に役立つ情報を、根気強く発信し続けることで、病院の信頼性は着実に向上し、患者さんとの間にはより良好な関係が構築されるはずです。まずは月に一回の更新で無理なく続けることが大切です!
アクセス数の増加は、貴院が広く知られる大きなきっかけとなるでしょう。ぜひ、今回の内容を参考に、情報発信の一歩を踏み出してみてください!
次回のお役立ちシリーズはAI活用を含めた内容の記事を更新予定です!お楽しみに~!