大好評シリーズ!見やすい病院ホームページの共通点とは【スマホ編】
スマートフォンで見やすいホームページとは?
今回は大好評につき、更に「見やすい・分かりやすい」病院ホームページをご紹介したいと思います!ただ今回はPC表示のみならず、スマートフォンで閲覧した際にも「見やすい・分かりやすい」をポイントに病院ホームページをご紹介していきたいと思います。
ここ数年のモバイル端末の普及により、病院ホームページへのアクセス経路にも大きな変化がありました。今までデスクトップPCから閲覧していたユーザーの多くが、モバイル端末(タブレットも含む)からアクセスする傾向に移り、現在では病院ホームページの約6割~7割がモバイル経由でのアクセスとなりました。
今後ますますスマートフォン対応は必須となってきますので、まだ自院のホームページがスマートフォン対応されていない場合は、患者様・そのご家族・医療関係者・求職者向けにホームページを整えていきましょう。
済生会横浜市東部病院【神奈川県】
【パソコン表示】

【スマートフォン時】

特にスマートフォン表示のファーストビュー(スクロールしないで見える範囲)において、交通アクセスなどを始めとするご来院される方への導線をしっかり確保されているので、ユーザーがスマートフォン時も迷わずに閲覧できる設計となっています。
また文字サイズや行間なども適切に確保されていることから、モバイルユーザーへの配慮が出来ている病院ホームページと言えます。
【ポイント】ファーストビューの領域に病院ホームページを閲覧するターゲットへの導線がしっかりと確保されている!
医療法人爽神堂 七山病院【大阪府】
【パソコン表示】

【スマートフォン時】

デザインから病院の優しい・柔らかいイメージが伝わってくるホームページ。キレイな写真を多く使用しているのも好感を得られます。
特にスマートフォン時には、キービジュアル(ホームページの一番上の画像)を大きく使用してPC表示の際にもある、写真をズームイン&アウトしながらフェードで切り替えていく動きがとても魅力的です。
このようにシンプルなデザインの中に、ユーザーの目を引く動的な挙動を盛り込んでいくことで他院ホームページとの差別化となっています。
また診療時間がPC&スマートフォン時に分かりやすい・見やすい位置にあるのは、ユーザーのことを配慮した設計になっています。
【ポイント】写真の使い方とユーザーの目を引く仕掛けが上手くマッチしています。シンプルながらも飽きさせない工夫が良い!
【パソコン表示】

【スマートフォン時】

グローバルナビゲーション(ホームページの全てのページに共通して設置された案内リンク)に大きなアイコンを使用しているのが特徴の北毛保健生活協同組合。大きく分割したボタンが分かりやすいのでユーザーの視認性や操作性が損なわれることはありません。
スマートフォン時にはグローバルナビゲーションにあったアイコン群は分割されたボタンとして、キービジュアル下に配置されているのでスマートフォン時にも押しやすい形となっています。敢えてキービジュアルの縦幅を狭くして、各ページへの導線をしっかりと見せているのは素晴らしい設計です。
【ポイント】スマートフォン時の設計(構成・レイアウト)が分かりやすいので、ユーザーが迷わず情報を取得できる病院ホームページになっています!
以上となります。
病院ホームページも一般企業のホームページと比べても遜色がないようなデザインが増えています。実際に受診される年齢層は60代以上かもしれませんが、そのご家族は40代~50代の方が多いかと思います。その年齢層の方々がホームページを訪れた時に、見栄えが優れたデザインと操作しやすいホームページであることが病院ホームページに求められるかと思います。
今後益々スマートフォンの保有率が増加していくことは間違いないので、まだ自院ホームページがスマートフォン対応含めたユーザーへの配慮が出来ていないものであるならば、すぐに改善する必要があるかと思います。まずは院内で話し合ってみる所から初めてみてはいかがでしょうか?