かかりつけ医を持つメリットとは?
かかりつけ医を持つメリットとは?
・かかりつけ医とは?
・かかりつけ医を持つメリット
・日本の現況
・まとめ
かかりつけ医とは?
かかりつけ医とは、病院に行きたいと思ったときに、すぐに相談・診療してくれる地域のお医者さんのことを指します。たとえば地域の診療所やクリニックのお医者さんですね。
いわゆる大学病院等の総合病院は高度・専門的な治療を主な任務としていますので、かかりつけ医になることはありません。
かかりつけ医を持つメリットは?
患者が自由に病院を選べるこの時代に、なぜかかりつけ医を持つ必要があるのでしょうか?なぜいきなり大病院に行くとよくないのでしょうか?
以下、かかりつけ医を持つメリットをご紹介させていただきます。
①患者の健康状態を継続的に把握しているため、的確な治療・アドバイスが受けられる
②自分の慣れ親しんだ地域で、短時間で診療が受けられる
(いきなり大病院に行くと待ち時間が長く、診察の時間が短いこともあります)
③入院・治療が必要な場合は適切な病院・診断科を紹介してくれる
④日常的な健康管理・健康維持等のため、食事や運動などに関してアドバイスが受けられる
以上のメリットの他に、大病院で高度な治療を必要としている人に優先的に治療を受けてもらうことができる等のメリットがあります。
大学病院等の大きな病院は、主に専門的な治療・高度な検査、手術をすることが主な役割です。軽度な症状であれば、初診で大病院を受診せず、まず地域のかかりつけ医に看てもらいましょう。
日本におけるかかりつけ医
日本においてかかりつけ医は普及しているのでしょうか?
結論から申し上げますと、制度が発達している欧州と比べると
あまり定着していないように感じます。
厚生労働省も紹介状のない初診の患者が200床以上の病院を受診したときに、選定療養費を負担させる制度などを設け、病院と診療所の機能分担を進めようとしています。しかし、厚生労働省の機能分担の意図はあまり理解されず、かかりつけ医制度の普及が進んでいないのが現状です。
まとめ
ここまでかかりつけ医について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?皆で協力しながらよりよい医療を実現するため・
自分自身の健康維持のため、自分のかかりつけ医を持つことを心がけましょう。
弊社でもかかりつけ医制度を普及させるため、かかりつけ医検索マップというサービスをご提供しております!